こんにちは、Nomaです!
今回は、ついに日本でも本格始動したARグラス市場の話題作「XREAL One」を徹底リサーチしました。価格は69,980円と決して安くはありませんが、果たしてこの価格に見合った価値があるのでしょうか?
ガジェット好きの探究心で、この近未来デバイスの真価に迫ります。
XREAL Oneって何?基本スペックから価値を探る
2つのモデルが選択できる時代に
XREAL社から2025年に登場したARグラスは、実は2モデル展開されています:

出典:XREAL SHOP
XREAL One(通常モデル)
- ディスプレイ: 0.68インチSony製マイクロOLED
- 画面サイズ: 最大367インチ相当(約10m先の巨大スクリーン!)
- 視野角: 50°
- リフレッシュレート: 120Hz対応
- 専用チップ: XREAL X1(空間コンピューティング専用)
- 価格: 69,980円(税込)

出典:XREAL SHOP
XREAL One Pro(上位モデル)
- ディスプレイ: 0.55インチSony製マイクロOLED
- 画面サイズ: 同じく最大367インチ相当だが38%大画面化
- 視野角: 57°
- 光学エンジン: X Prism搭載で44%軽量化
- 専用チップ: 同じくXREAL X1
- 価格: 84,980円(税込)
正直、初めて見た時は「えっ、グラスでここまでできるの?しかも2モデルも?」というのが率直な感想でした。7~8万円台なら「価値ある投資」として検討できる価格帯ですね。
どっちを選ぶべき?XREAL One vs One Pro徹底比較
1.5万円の価格差で得られるもの
XREAL One Proで追加される価値:
- 視野角の拡大: 50° → 57°(体感でかなり違う!)
- 画面サイズ: 38%の大画面化(没入感が段違い)
- 軽量化: 44%の軽量化(長時間使用での疲労軽減)
- 光学エンジン: X Prism搭載で映像品質向上
どんな人にProがオススメ?
- 映画・アニメを本格的に楽しみたい人 → 視野角57°の没入感は別次元
- 長時間作業予定の人 → 軽量化による疲労軽減効果
- ガジェット好きで最新体験を求める人 → 1.5万円で最高スペックが手に入る
- 眼精疲労を避けたい人 → 光学改善で目への負担軽減
実際に何ができるのか?使用例を紹介
作業効率化での活用
XREAL Oneが活躍する具体的なシーンを整理してみました:
在宅ワーク・リモートワーク
- 狭いデスク環境でも大画面での作業が可能
- 3DoF対応で頭の動きに画面が追従するため自然な作業環境
- モニターを置くスペースがない環境でも問題なし
移動中の活用
- 新幹線や飛行機での長時間移動が快適に
- カフェでの作業時に狭いテーブルでも大画面環境を構築
- 出張先でもいつもの作業環境を再現
制作・クリエイティブ作業
- テキストベースのWEB作業
- 画像・動画編集作業にも実用的
- デザイン作業での画面確認
エンターテイメント体験
映画・アニメ鑑賞
- 一人映画館状態で没入感を体験
- 3DoF対応で視聴姿勢の自由度が向上
- 深夜視聴時も音量を気にせず楽しめる
ゲームプレイ
- Nintendo SwitchやPS5を巨大画面でプレイ
- 低遅延0.003秒で快適なゲーム体験
- 120Hzリフレッシュレートでなめらかな映像
配信・動画視聴
ベッドで横になりながらでも快適視聴
YouTubeやNetflixなどの配信サービス
Vtuberの配信も迫力満点
技術的な観点から見た革新性
独自チップ「XREAL X1」の凄さ
自社開発チップ「XREAL X1」により実現された機能:
- 最低0.003秒の低遅延を実現
- ホストデバイス側のグラフィックに依存することなく、X1チップで処理
- 長時間使用での発熱抑制
革命的な3DoF機能を単体で実現
XREAL Oneの最大の特徴が、デバイス単体での3DoF機能です。これまでの「XREAL」シリーズでは、専用アプリ「Nebula」をインストールしたり、「XREAL Beam Pro」を中継したりする必要がありました。
3DoF機能とは?
- ユーザーの頭の傾きや方向を認識
- それに追従するように映像を調整
- 単体で動作するため追加デバイス不要
頭を振ったり傾けたりしても、画面が自然に追従してくれます。
Sony製マイクロOLEDの価値
ディスプレイにSony製を採用している点も評価ポイント。高品質ディスプレイ技術と革新的なフレームワークが組み合わされた結果といえるでしょう。
気になる実用性とデメリット
メガネユーザーには課題あり
私自身メガネユーザーなので調べてみましたが、薄いフレームなら装着可能とのこと。ただし、XREAL Oneのレンズに傷がつくリスクは自己責任です。
度付きレンズ対応のサービスもあるようですが、追加コストがかかる点は要注意ですね。
バッテリー問題は?
ARグラス全般の課題であるバッテリー持続時間。この点は実機レビューを待ちたいところですが、日常使いには外部バッテリーが必須になりそうです。
7万円vs8.5万円の価値はあるのか?コスパ判定
通常モデル(69,980円)がオススメな人
- 初めてのARグラス体験者
- 予算重視だが高品質を求める人
- 主な用途が作業効率化中心
- メガネとの併用で軽量性を重視しない人
Pro版(84,980円)を選ぶべき人
- 映画・ゲームでの没入感を最重視
- 長時間使用での疲労を避けたい
- 現行最高スペックのARグラスを体験したい
- 1.5万円の追加投資を許容できる
様子見した方が良い人
- メガネ必須で追加コストを避けたい人
- AR/VR酔いしやすい体質の人
- 初期不良リスクを避けたい慎重派
まとめ:隠れた価値を発見できるか?
XREAL OneシリーズはI、確実に「隠れた価値」を持つガジェットです。特に、通常版とPro版の選択肢があることで、より幅広いユーザーのニーズに対応できています。
私の個人的な推奨:
- 初心者や予算重視 → XREAL One(69,980円)
- 本格派やガジェット好き → XREAL One Pro(84,980円)
特に、空間の制約から解放される体験は、一度味わうと戻れなくなる可能性が高そう。現在の生活スタイルに制約を感じている方には、まさに「価値を、発見する。」きっかけになるかもしれません。
1.5万円の価格差は確かに大きいですが、視野角57°の没入感と44%軽量化の価値を考慮すると、Pro版を選んで後悔する可能性は低いでしょう。
ただし、初期製品特有のリスクもあるため、レビューが出揃ってからの購入でも遅くないでしょう。
皆さんは、このXREAL Oneシリーズのどちらのモデルに価値を感じますか?コメントで教えてください!
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